『五郎山古墳館』古墳内部を完全再現した部屋が圧巻!!福岡県筑紫野市にある歴史館

体験型ってのが最近の流行なんでしょうかね、古墳内部の横穴や石室を模型で完全再現して実際に古墳の中に入るような体験ができる資料館がここ、筑紫野市の五郎山古墳館です。古墳時代というのは弥生時代末期のクニが生まれ、大和朝廷が成立する時代。そんな時代の壁画が美しい古墳です。

五郎山古墳館

 

五郎山古墳がある丘のふもとに建つ古墳館、ここが入り口。すぐ横に無料の駐車場があります。

入口入ってスグ左手に事務室があって、係のスタッフが常駐しています。

古墳館の案内図、展示室の奥に古墳の内部を再現した巨大な石室模型があります。

ここが展示室。まずは動画で古墳の概要を知り、後に展示を見ると分かりやすい。まあ、そうするように勧められるけど。

展示室で一番目立つのがこれ、古墳内部に描かれた壁画。当時の生活の様子や、死者を読みの国へと送る船などが描かれています。全国の壁画古墳のうち約半分が九州、さらにその半分以上が熊本に集中。福岡は熊本に次ぐ数なのだとか。

壁画を分かりやすくしたパネル。弓をかまえて矢を背負い獲物を狩る騎馬武者、犬を使う猟師、矢で射られて血を流すイノシシといった狩りの様子や、祭壇に祈る女性、黄泉の国へと死者の魂を運ぶ船や鳥などが描かれています。

描かれているものの模型もありました。

壁画をこまかく分解して説明しているパネル。

古墳時代の甲冑と剣の復元レプリカ。

古墳の発見から発掘調査についての説明パネル。

そして何と言っても施設の目玉はこれ、古墳内部を忠実に再現した模型。内部の石の積み方なども、完全に再現しているそうです。

模型の入り口にある石室内の案内パネル。

ここから四つん這いになって中へと入っていくのですが、内部は殆ど明かりがありません。少しだけ足元に明かりがあるけど、室内が見えるほどではないのです。

なのでスタッフからカンテラを模した電気を借りて、この明かりを元に石室内に入っていきます。

通路を抜けて前室に入り、いよいよこの先が死者が安置されていた場所、壁画が描かれた玄室です。

ドーン!! 急に広い部屋に出ます。石室と壁画が見事に再現されている室内。この石積みのレプリカ、全て忠実に再現されているそうです。模型とは言えなかなかの迫力、古墳内部を体験するには最高じゃないですか、これ。

清潔だし、危なくないし、古墳を傷めないし。

玄室から入り口側の壁、まるで本物みたいです。

狭いので一人ずつしか無理だろうけども、楽しい展示でした。

五郎山古墳

五郎山古墳は古墳館の裏山の頂上、このような階段を昇って行きます。それほど高くないので数分で到着するけれど、けっこう階段がきついので注意が必要です。

頂上に美しい古墳が姿を現しました。丘の頂上部分を削平し、石室を掘り下げてから石を組み、その上に土を盛って作るそうです。

石室への入り口は閉じられています。観察室から内部を覗くことが出来るそうですが、筑紫野市の公式サイトによると5日前までに予約が必要との事。人数などの条件は市役所へ、直接問い合わせたほうが良いでしょう。

この古墳は径約35mの円墳、6世紀後半くらいに出来たと考えられています。誰が眠っていたのかは分かっていません。

五郎山古墳関連のYouTube動画(公式)

古墳館で観た動画とは異なりますが、筑紫野市が公式で公開している五郎山古墳関連の動画です。

五郎山古墳館の場所情報

無料駐車場、背後の山の頂上に古墳があり周りは公園になっています。館内にトイレがありますが、少し先に公園の公衆トイレも有ります。

『五郎山古墳館』

住所・地図:福岡県筑紫野市原田3-9-5(Googleマップへ)

  • 撮影 展示品の一部に不可表示あり
  • 入館無料
  • 駐車場有(無料)
  • 定休日あり

※この記事の情報は、僕が訪問した時のものです。最新のものではありませんので、詳しくはご自身で最新情報を確認してください。

詳しくは公式サイトをご覧ください↓
>>筑紫野市役所(五郎山古墳)公式ページ

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